★ヨーロッパの旅・計画日記★~定年したら行くぞ!

★ヨーロッパが好きなので、まとまった休みがとれたら長期旅行に行くべく準備中。できれば春から夏にかけて2ヶ月間ぐらいブラブラしたいと妄想しております。

ヨーロッパ旅行はツアーか個人旅行か? 実はもうひとつの選択肢が・・・

「ツアーか個人旅行か」。その二択で悩んでいたけど解決策があるような気がする。

 

こんにちは。おつかれさまです。

 

ようやくノートルダム寺院の火災も沈静化してこれから再建に向かうのですね。

フランス人の復興を願う様子から、どうも市民の原風景のように語られているようですが、フランス革命時はその市民に破壊されまくったりで、けっこう受難な時期を

繰り返しているのですよね。ホントは。

 

一方、「寄付のお金を生活困窮者へまわすべきだ!」と主張されている話もありますが、精神的支柱である寺院の復興と、困窮者の救済というのはモノサシが違うんじゃないのかなーと。平和な日本のボクなんかついつい思ってしまうのが本音なんですが、こればかりは向こうで生活しなければ、その必然性の判断が難しい。

(生活してもわかんないかもしれないけど・・)

 

ボクの理想的な旅行ってのは・・・

その土地に住んでみて、皮膚感覚でその国の諸事情がわかって、日本との比較がより正しくできるようになるというものなんだけども、これは現実的になかなか難しい。

 

だからなるべく海外ニュースを見たり、新聞を読むようにしている。

どうしてそんなことを心がけているのかというと、

「我々日本人は日本に生まれて幸せなのか」という疑問がいつもつきまとうからなんですね。

 

これは非常にパーソナルな視点での議論になってしまうので、死ぬほど議論しても結論は出ないんだけども。色んな人の考え方を参考にすることは大切なことと思う。

 

ボクはの結論はこうです。

「ボクの能力である限り日本で生れてラッキー」

「だけどいつも息苦しい」

というよくわからないジレンマになってしまう。

競争の厳しい海外で生き延びるには自分の能力不足を自覚しており、

社会保険など経済面で非常に恵まれた国で生活しているメリットを享受している。

 

だけど、つきあい残業・好き嫌い人事・転勤・転職などの個人の生活圏に会社が忍び寄ってくる側面。これはつらい。

この国は「まるで社会主義国みたいだ」とついつい思ってしまう。

 

そのあたりの微妙な感じを”海外で暮らす人から聞き出したい”という欲求があるんだけども、これが難しい。

 

ツアーで行ってもわからない。

個人旅行で行っても聞き出せない。

 

ところがもうひとつの方法を、遅まきながら発見した。

それは「数日間だけガイドに案内してもらう」という手法なのです。

 

 

「単純観光」ではなく

「地域事情ヒアリング観光」をめざすなら

ガイドと仲良くなって、プライベートなことやナイーブなことを

聞き出すのが答えでないかと思っています。

具体的な方法論は、はまた後日発表するとして、今回は参考にイギリスの施設をご案内したいと思います。

 

実は知人がイギリス旅行に行った際、

カフェでガイドを仕事にしている人と仲良くなったので

「わたしエコに関心が高いんだけど。おもしろいとこない?」って

聞いてみたところ、さっそく翌日に案内してくれたそうなんです。

f:id:europelove:20190424183259j:plain

エデンプロジェクトの外観

案内されたのは「エデンプロジェクト」という施設で外観は写真の通りです。

もともと土木工事用に利用されたの荒れ果てた土地であったところへ、

地球環境を提案するパビリオンを企画することになったもので

詳しくはホームページをご覧いただきたいのです。

https://www.edenproject.com/

こんなユニークな施設は観光ガイドブックにもなかなか掲載されていない

のですよね。

 

個人の好みが多様化している昨今、通り一遍のガイドブックでは

なかなかきめ細かく対応できない時期に突入しており

そんななか、知人のように自分の好みをぶつけて解消してもらう手法は

大いに見習うべきと思った次第です。

 

その話を聞いたボクもイギリス旅行のときに立ち寄ってみました。

f:id:europelove:20190424184406j:plain

施設の中の様子

f:id:europelove:20190424184405j:plain

f:id:europelove:20190424184356j:plain

なかなかの力作でした。気が入っているというか。

 

各国や地域の気候や植物が建物毎に設置されていました。

西洋人のみなさまはアジアの高温多湿の森のなかでは

汗だくになってヒーヒー言ってたので、思わず心のなかで

「どうじゃ日本の暑さを理解したか。日本は一年10ヶ月なんじゃ」と

つぶやいてほくそえみました。

(7.8月の二か月は使い物にならないという意味です 笑)

 

いつになるかわからないけど

次のヨーロッパ旅行のときは、各国毎に一日だけでもガイドをつけて

国や経済への考え方、福祉政策などの諸事情など

聞きまくりたいと狙っております。

 

結果的に「日本が一番」になるのかどうかわかんないけど。

個人的には、美しいヨーロッパが経済的に厳しくともついつい憧れてしまうのです。

 

 

 

教会の崩落 ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂 大変なことです

こんにちは。おつかれさまです。

「なんと痛ましいことが起ってしまったのか・・」

f:id:europelove:20190417185942j:plain

ノートルダム大聖堂 火災の様子

最初にあたまによぎった言葉がそれでした。

 

もともとヨーロッパ旅行を充実させるために

歴史や美術などを勉強しはじめていたのだけれども

教会の建築については「おいおい大丈夫かな-」と心配していたのです。実は。

ケンフォレットの「大聖堂」でも屋根が木造であることが原因で

火災が発生する場面があり、主人公の棟梁が屋根材を石積みに変更する

苦労が描かれている。

ヨーロッパでは屋根材が木構造であることは、何世紀も前から

心配の種だったのですね。

f:id:europelove:20190417190213j:plain

おすすめ絵本

そんな歴史のなかで石積み構造への変化を絵本でわかりやすく

描写しているのが、三省堂「中世の大聖堂」なのです。

f:id:europelove:20190417185730j:plain

教会 屋根建築

f:id:europelove:20190417185810j:plain

教会 屋根建築2

この絵本を読んだときは、なぜか「サグラダファアミリア大丈夫かなー」

しか考えなかったので我ながら情けない。

今回のような事態になってからはじめて衝撃を受けるという

自分の想像力不足に驚いてしまう。

 

よく考えれば

屋根材が木造の場合、一定の割合で

今回のような事態になることは想像できたはずなのですね。

たまたま有名なノートルダムにその事故が発生してしまったんだけど

f:id:europelove:20190417193037j:plain

崩落した屋根の教会

我々は日頃こういう写真を見ているのですよね。

 

ヨーロッパ人のいいところは

色んな困難を人為的に克服できるところだと思うのです。

日本では台風がやってきて、田畑がすっかり荒れてしまっても

「今回の台風のおかげで土地が浄化された。農作物はダメになったけど」と

自然災害にも功罪を探してしまう国民性があるのですね。

一方、ヨーロッパの人々は

これもキリスト教のなせる技なのか、困難を乗り越えるのですね。

 

フランスの人々が前向きになる契機になればと思います。

近日、寄付に行こう。

 

 

 

ヨーロッパの歴史

こんにちは。おつかれさまです。

仮に、ヨーロッパ旅行に行って。教会を観に行く。

カトリックプロテスタントかも意識しないで観る人と、

一定の歴史観をもって観る人とでは理解の深さ(≒印象に残る量が多い)が

異なると思う。

そのあたりの知識というか基礎教養がないと、

イタリアやギリシャなど南下するほどに「茶色い古い建物ばっかり」って

なってしまいかねない。

f:id:europelove:20190408195412j:plain

ギリシャの建築(パエストウム)

せっかく高い飛行機代を支払って行っているのにもったいない。

日本でも、お寺と神社の違いもわかんない人が

充分楽しめないような光景をみることがあるけど。これは残念。

 

そもそもボクがもうちょっとヨーロッパを勉強しようと思ったきっかけは、

そんな残念な自分になりたくなかったからなんです。

「あー知っている人が観たらおもしろいんだろなー」って

気持ちは結構さみしい(笑)

というわけで、手に取る書籍、観る映画、ネットなど

ヨーロッパ中心生活を実践しているのです。

 

で、先日おもしろい本を読み終えた。

f:id:europelove:20190408200615j:plain

おもしろい本

この本はおもしろい。

教会や建築などの見えるものではなく、

歴史を主に会計の観点からわかりやすく解説しているのです。

おすすめです。

 

たとえば、「レオナルド・ダ・ヴィンチはなぜ優秀になれたのか?」

それは父親が”公証人”だったからなんですね。

当時の公証人は、約束事(結婚とか商売の約束など)を紙に記録として

残す仕事をしていたんだけど、当時は紙は大変な高価なもの。

レオナルド少年の自宅にはそれら紙がたくさんあったことが

大きいというお話。

 

その時代はイタリアの商人が儲けが大きかった。

中国やインドから、香辛料・ワイン・お茶・陶器・織物などが

イタリアへ運ばれ、ヨーロッパ各地へ運ばれたので儲かったのですね。

だからレオナルド少年はお金のことを気にせず、

安心して大量のスケッチや記録を紙に書くことができたのですねー。

(しかし中国インドってすごいなー。ヨーロッパってなんにもなかったのかな)

 

ちなみに、悪天候でも怖れず船に乗って中国インドまで行く人たちは、

「勇敢なリズカーレ」と呼ばれていたそうな。

やがて「勇気があるもの」の意味で「リズカレー」と呼ばれ、

転じて「リスク」となったそうな。

 

その他ご参考に以下のような興味深いエピソードが満載。

キリスト教は聖書に「利息をとってはいけない」と

 記載されていたのでお金の調達方法をとある人種にさせる方法を考えた。

 その結果いまも紛争が続いている・・・

・毛織物から徐々に麻や綿が流通することで

 「紙」の製造に役立つことになった・・・

持ち株会社の最初はイタリアのメディチ家であった・・・

・会社を意味する「カンパニー」は、

 com(一緒に)pann(パン)を食べるから・・・

・数字を「ローマ方式」を捨てて、

 「アラビア方式」にして数学が飛躍的に発達した・・・

減価償却は株主の不公平感から誕生した・・・

などなど。

ついつい人に披露してみたくなるようなマメ知識がいっぱいです。

 

本をコツコツ読んでいくのはしんどいので

ホントは誰か知恵袋がそばにいてくれればいいんだけど

そんな都合のいい荒俣宏のような人は実在しないので(笑)

少しづつ学習していくしかないのよね。

 

でもそうすれば旅行に行ったときに

「あーあの本で書いていたのはこういうことだったのかー」って

他の人より感動を深められると思うので、精進精進!

楽しい旅行の為にね!

 

では、では。

 

 

 

 

 

ヨーロッパの生活者たち

こんにちは。おつかれさまです。

外国旅行へ行ったときの楽しみに

地元に住んでいる生活者を眺めることにあります。

できれば朝のラッシュアワーの地下鉄なんぞに乗車して

彼らの仕事に向かう様子を肌で感じたい。

 

ホントは会社へ行って職場見学させてもらうのがベストなんだけど

(映画のようにホントに個室になっているのか?うー気になる)

それは難しいので、通勤の様子やランチの様子を見るために

カフェでぼーっとすることもある。

 

前回、ロンドンへ行ったときも、あの金融街「シティ」で

彼らのファッション(レジメンタルのネクタイしている人はゼロだった!

そうね。ハリーポッターみたいに見えるのかも 笑)や、ランチで何を買うのかなど

興味深く拝見できた。

 

生活者としての様子を見たいので、ホントはお休みの日の彼らを

見たいのだけれども、都市は街が大きくなりすぎて

みなさん郊外生活してらっしゃるのでなかなか難しい。

街の中の人は相当なセレブなので参考にならない。

 

ロンドンに行ったら英国紳士に会えると思っていたら

観光客や移民労働者ばかりが店で働いていて、ナマ英国人になかなか

いまは会えない状況になっているものね。

 

それは東京でも同じような感じで、日本に来る外国人が日本の生活者を

見たいと思うんだったら、郊外(せめて吉祥寺あたり?)へ

足を延ばさないと無理だと理解できるよね。

で、都市のサイズ感をみてみようと測ってみた。

 

直線9キロメートルで、東京・ロンドン・パリを見てみてほしい。

f:id:europelove:20190224165139j:plain

東京・ロンドン・パリ 大きさ感

ちょっと見にくいかなー。

東京は東の端っこを、両国とし西は東京都庁とした。

これを越えると少し生活者に会えるって設定。

ロンドンでは、東:ホワイトチャペル(切り裂きジャックの登場したとこ)

西:ノッティングヒルとし

パリでは、東:バスティーユ広場、西:ブローニュの森

 

おおむね、都市サイズは似たようなもんなのかなー。

各国、このエリアを越えると生活者に会えるのかなーと思える。

 

次回のヨーロッパ旅行計画のときは、都市ばかりでウロウロするのでは

なく、ちょっと郊外も検討しようと思った次第です。

 

できれば楽しい会話もあればうれしいんだけどね。

 

ヨーロッパの商業施設

こんにちは。おつかれさまです。

友人はハワイが大好きで毎年のように家族で行っている。

ときどき一緒に行こうよと誘われるんだけど食指がどうも動かない。

彼いわく

「楽だよ」

「東京の商業施設のすぐ近くがビーチのような感じ」

と言うんだけど。海外旅行で「楽」ってなんなんだろうか。

そこで考えてみたんだけど、ハワイやアメリカにあまり興味が

湧かないのはたぶん「ヨーロッパの方が大人っぽい」と

思っているからかなーと。

www.youtube.com

ご覧の動画は、フランスの西側ロワール地方「ナント」の遊園地。

遊技施設もどこかインテリジェンスを感じさせる。

日本ではなかなか成り立たないのかな。

ピタゴラスイッチ」のような小さいなチームで創作することは

できるけど、大がかりでマーケットの見込みが必要な施設は

成立しにくいのだろう。

 

アメリカは刺激追及主義になっているように感じる。

告白すると、実は、ボクはデイズニーランドは好きでなくって

リピーターの気分があまりよくわからない。

とても世間のみなさまには言えない空気があるのでだまっているけど

あの世界の幼児性やヨーロッパ文化を軽いアメリカ色に染めしまうのは

結構耐えられない。

f:id:europelove:20190213170414j:plain

ナントの商業施設

ナントの遊園地の建物も写真のように非常にシンプルで

日本のような看板やしつこい注意書き看板もない。

こどものころからこういう施設に接しているときっと美意識の育ち具合も

全然違うんだろうなと思う。

ーちなみに日本も江戸時代はそういう文化圏だったと思う。残念!-

 

こんな地域で生まれて、転勤がなくって友人知人家族が近くにいて

週末に一緒にご飯を食べる。

シンプルで刺激が足りなくGDPも上がらないかもしれないけど

幸福感が高い人生を送れそうで、勝手ウラヤマしてしまうなー。

 

海外旅行へ行くと日本の息苦しさがよく認識される。

あー。ヨーロッパ横断して大人の世界を堪能したい。

そのためにも明日も仕事をしてお金を稼いでガマンガマンだ。

すきま時間にしっかりヨーロッパの本を読んで準備をしよう。

いつか行くために。

 

 

ヨーロッパの住宅について

こんにちは。おつかれさまです。

最近は街を歩くと観光客の外国人が多く、数年前には考えられなかった

風景になって驚くばかりです。

そんな日本のインバウンドが過熱している中、

先日、知り合いの韓国の人に「どうして日本に来たの?」って

聞いてみたら「マンガで日本の食べているものがおいしそうだった」から

だそうで(かつ丼お好み焼き)、日本に定住しちゃったそうです。

 

なるほどなー。

マンガが国際貢献しているとは・・と思いきや。

よく考えたら、自分もマンガ・映画・音楽などなどの影響で

外国に憧れたクチなのでよく考えたら当たり前のことだったのね。

 

実は、最近はイギリスを舞台にした映画をよく見るんだけど

若いころはハリウッド映画ばっかりだったので、その違いに気づき

なかなかおもしろい。

 

最近凝っているのが、映画を観ながら

住宅の間取りをらくがきスケッチすること。

 

アメリカ映画では、玄関を開けたらいきなりリビングがあって

「はー。気候がいいからなのかな。それとも来客重視なのかな」なんて

思っていたけど、イギリスの住宅はよく見るとそんなことはないようだ。

f:id:europelove:20190206171306j:plain

ノッティングヒルの恋人

この間取りは、主人公ヒューグランドが住んでいるものなんだけど

1階から入ってステップを上がって食堂。

2階へあがってようやくリビングとなっている。

 

ヒューグランドの妹の家も、玄関→廊下→リビングや食堂の

順序で入っていく様子が確認できる。

f:id:europelove:20190206172457j:plain

ヒューグランドの妹夫婦のリビング

おおざっぱなアメリカ映画より、イギリスを舞台にした作品のほうが

なんとなく距離の近さを感じるのは

日本人に少し感覚が近いからなのかなと思ってしまう。

 

なんとか機会があれば

ヨーロッパ各国の家に入ってみたのだけども

ホームステイに熱中している職場の先輩は

「世界中ホームステイしてる」「絶対やるべし」って言ってくれるけど、

どうも当たり外れがあるようで、なかなかその気になれない

のが本音なんですね。わがままなんですが。笑

 

しばらく映画漬けになって

ますますヨーロッパ旅行の妄想をふくらませよう。

 

では。

ヨーロッパ 教会はおさえないといかんのね

こんにちは。おつかれさまです。

 

あっという間に年末になってしまって

クリスマスのにぎわいが日本の街でも楽しめる時期になりました。

「きっとヨーロッパでもイブを楽しむため、準備してるんだろなー」と

想像をめぐらせていますが

実は、ボクの苦手な分野がキリスト教や教会なんです。

 

興味がわかないっていうか・・

アカデミックすぎてしつこいなーって

つい思ってしまうんだけど、ヨーロッパの発展に

教会はかかせない役割をしているんですね。

また、旅行にいったときは教会の観光が避けられないので、

楽しみ方を知っていたほうが絶対にメリットあるんですよね。

 

f:id:europelove:20181216072502j:plain

教会の平面図です。

まったく知らなかったのですが、基本的には十字架のかたちで

入口は西側に位置しているのだそうで。

突き当りの(図の右側)祭壇が東側にあるということなんですね。

また、聖堂そのものは森をイメージしてるんですね。

ステンドグラスは木漏れ日だそうで、確かに似ている。

f:id:europelove:20181216073848j:plain

f:id:europelove:20181216073904j:plain

 

紙やインクがなかった中世で

どうやって設計図を描いたんだろうと疑問だったんだけど

現在読み進めている小説、ケン・フォレット「大聖堂」で

建築職人が修道士に「こんな教会を建てたい」と図面を見せる

場面があるんだけど・・・

モルタル(コンクリートの砂利が入っていないもの)を

木枠に流して固まる前に木の枝で描いていたのだった。

びっくりした。

f:id:europelove:20181216074721j:plain

 

ちなみに、修道士も大聖堂を建てたいと同意して、

節約と外貨獲得にはげむ場面もある。

ヤギを飼い牛乳を得て、野菜を植え、パンを焼く。

生活に必要なものをなるべく内製化しつつ、

敷地内に商取引の市場をつくり地代を得る。

そんな経済活動を活発にしていたようで興味深い。

 

少しづつ教会の役割が見えてきたので

この本を足掛かりにもう少し勉強しようと思う。

 

いつか行くヨーロッパの長距離旅行では

教会を中心に周遊したりして 笑

知識を得るのはコストが低いのに、楽しみは倍増するので

印象深い旅行実現のため欠かせないよね。

 

では。