★ヨーロッパの旅・計画日記★~定年したら行くぞ!

★ヨーロッパが好きなので、まとまった休みがとれたら長期旅行に行くべく準備中。できれば春から夏にかけて2ヶ月間ぐらいブラブラしたいと妄想しております。

教会の崩落 ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂 大変なことです

こんにちは。おつかれさまです。

「なんと痛ましいことが起ってしまったのか・・」

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ノートルダム大聖堂 火災の様子

最初にあたまによぎった言葉がそれでした。

 

もともとヨーロッパ旅行を充実させるために

歴史や美術などを勉強しはじめていたのだけれども

教会の建築については「おいおい大丈夫かな-」と心配していたのです。実は。

ケンフォレットの「大聖堂」でも屋根が木造であることが原因で

火災が発生する場面があり、主人公の棟梁が屋根材を石積みに変更する

苦労が描かれている。

ヨーロッパでは屋根材が木構造であることは、何世紀も前から

心配の種だったのですね。

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おすすめ絵本

そんな歴史のなかで石積み構造への変化を絵本でわかりやすく

描写しているのが、三省堂「中世の大聖堂」なのです。

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教会 屋根建築

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教会 屋根建築2

この絵本を読んだときは、なぜか「サグラダファアミリア大丈夫かなー」

しか考えなかったので我ながら情けない。

今回のような事態になってからはじめて衝撃を受けるという

自分の想像力不足に驚いてしまう。

 

よく考えれば

屋根材が木造の場合、一定の割合で

今回のような事態になることは想像できたはずなのですね。

たまたま有名なノートルダムにその事故が発生してしまったんだけど

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崩落した屋根の教会

我々は日頃こういう写真を見ているのですよね。

 

ヨーロッパ人のいいところは

色んな困難を人為的に克服できるところだと思うのです。

日本では台風がやってきて、田畑がすっかり荒れてしまっても

「今回の台風のおかげで土地が浄化された。農作物はダメになったけど」と

自然災害にも功罪を探してしまう国民性があるのですね。

一方、ヨーロッパの人々は

これもキリスト教のなせる技なのか、困難を乗り越えるのですね。

 

フランスの人々が前向きになる契機になればと思います。

近日、寄付に行こう。