ヨーロッパ 旅行先の手がかり
こんにちは。おつかれさまです。
旅行の楽しみといば「食事」。これ大きいですねー。
おいしいものの記憶時間って長いなーと、ときどき思います。
というのは、僕が大学卒業旅行で行ったときにおいしい!と思ったものは、
いまだに覚えているのですものね。
これ30年前の旅行ですから、なんという味覚賞味期限!
ロンドンの紅茶。
ローマのレッドオレンジジュース。
スイスのココア・・・
学生の貧乏旅行だったので、高価なものは食べれなかったけど
満足度は高く、ふとしたときに思い出します。
10年程前に行ったナポリのピザも
あまりにおいしくて驚いてしまった。
日本の「真のナポリピッツア協会」認定店も相当おいしいけど
「なるほど!協会の目標はここにあるのかー」と理解できました。
Pizzeria Trianon
Via Pietro Colletta, 44/46, 80139 Napoli NA, イタリア
でも、おいしい店をさがすってむつかしいのですよねー。
投稿サイトも味覚おんちの学生が投稿していたりするので・・
(ちょうど30年前の僕が投票するようなもんだ 笑 )
ちなみに、僕の友人はカトリックの国しか行かないという。
理由は「そりゃ食事がおいしいからよ」とのこと。
地図の、青色表示の国がカトリックなんだけど。どうでしょうか。
たしかに、一旅行者としてはカトリック教会のステンドグラスや
巨大壁画、華美な装飾品は見ごたえがありますね。
食事をはじめ色彩の低い生活をしていたようなのです)
しかしながら、オランダを代表とするプロテスタントの
「労働をよしとする」「商人であれ」という考えが、
ヨーロッパの発展につながり多様性を培ったので、これはこれで
外せないなー、とジレンマ。
ちなみに、プロテスタントの国は「教会というスポンサー」がいないので
美術品の制作を依頼するのが、商人や個人になっていったらしい。
よって「作品が小さくなったり」「商業としての美術がはじまり」
「自宅に作品を飾る」ようになったらしいです。
代表は、レンブラントの「夜警」は火縄銃組合から依頼された
「集団肖像画」なのだそうですね。
「夜警」(正式には「隊長フランス・バニングと副官ウィレム・ファン・ライデンブルブの市民隊」)
あら食事から美術へ移行してしまった。
まーこうして、あらゆるものがひもづいているのが
ヨーロッパのおもしろさですね。
文化・美術・音楽・建築・食事・服飾などなど
多くのことを知ればささやかなことでも興奮できるという
奥深さがおもしろいところですね。
もっと勉強しよう。
賢く安く楽しい旅行のために。